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2013.08.13

文章力をつけるには

 文章力とは何か、を一言で言ってしまえば「自分が伝えたい何かを文章によって伝える力」だ。

 もうちょっと踏み込んでみる。
 小説を書くことをモノ作り(工作)として考えてみると、それはつまり、文字という材料によって物語を組み立てていく、ということになる。

 それは狭い範囲では、そのシーンの状況だったり、キャラの性格や感情だったりするし、広い範囲では、ストーリー展開だったり、抽象的なテーマだったりする。これらは小説においてはすべて文章から構成される。
(ラノベにはイラストがあるじゃないか、と思うかもしれないけど、それは今回のテーマから外れるので考慮しません)

 工作、と表現したが、小説を書くことは、例えばプラモデルとは根本的に違いがある。
 それは、材料が初めから用意されていないということ、組み立て説明書もないということ、だ。
 小説を書くときは、何を作る(書く)かを自分で決め、そのための材料を自分で集め、材料の組み立て方を自分で考え、それから作り始めなければいけない。
 材料になるのがつまりは文章である。
 文章力とはこの、自分で使える材料の量や質、そしてそれを思い通りに組み立てる能力のことと言っていいだろう。

 ここまで来ると、文章力をつける方法は自然と見えてくる。
 つまりは、1.材料を増やすこと、2.材料を組み立てる能力を高めること、の二つだ。
 
 ようするに、一つ目はインプットであり、二つ目はアウトプットのこと。どちらも、誰かがどこかで何度も言っていることだ。
 たくさん(それもいろいろな種類の文章を)読み、たくさん書く。それ以外に上達の道はない。

 けど、これを、上の文章力の定義を意識しながら行うと、少しは効率的かもしれない。

 文章を読むときは常に、材料を蓄積しているのだと意識しよう。そうすればどんな読書も無駄ということはない。
 意味が分からない単語や言い回しがあれば必ず調べ、気に入った言葉があればメモしておく。
 無理して記憶する必要はない。意識を向けていれば、それは自然と自分の中に蓄積されるだろう。

 文章を書くときは、それが単なる文字の羅列ではないのだと意識しよう。プラモデルがプラスチックの塊以上の意味を持つのと同じように、それは文字によってそれ以上の何かを表現している。だから「作品」になる。
 ただしここは難しいところで、書いている瞬間にそんな余計なことを考えていると手が止まる、という場合もある(実際、三門はそのタイプで、とにかく何も考えずにガンガン書いた方がマトモなものが書ける)。
 なので、実際気にするのは、書いた後でもいい。
 一冊分書き終えてから自分の書いたものを読み返して、それが「伝えたい何かを伝える」ために適した形に組み立てられているかをチェックしよう。

 上手く組み立てられないときは、材料が不足しているか、組み立て方が間違っている(あるいは未熟)かのどちらかだ。
 もう一度材料を集め、組み立て方を検討して、同じものをより高い精度で作ってもいいし、次に別のものを作るときにそのときの反省を生かしてもいい。

 材料を蓄積し、組み立てる。繰り返せば繰り返すほど、そのためのノウハウは増えていく。
 実際の工作と違って、材料はいくらあっても置き場に困らないし(脳の容量は膨大だ)、いくら組み立てても材料は減らない。制作費もかからない。
 だから、いくらでも試せる。

 繰り返しによって、文章力は絶対に高まる。
 問題は、自分でそれを意識できるかどうかだ。
 常に自問しよう。今回のインプットで自分は何を得たか、今回のアウトプットで自分の何が向上したか。
 前回の作品と比べて、今回はどんなところをより上手にできたか。
 どんなに小さなところでもいいし、他人に理解されないことでもいい。
 意識することで、次の課題が見えてくるだろうし、
 その前進が、創作の最大の楽しみだと思う。
 

※「現在における」「三門の中での」一見解を書き出してみました。当てはまる人も当てはまらない人もいるでしょうし、三門も明日には意見が変わっているかもしれません。「こういうものだ」「こうすれば確実だ」と定義や方法を押し付けるものではなく、誰かにとっての何らかの考えるきっかけになれば、と思います。でも実際には三門自身が考えを整理し、進めるためというのが一番大きい気もします。なので、なんだか偉そうな口調ですが、自分に向けての内向きな発言という意味が大きいからだと思っていただければ幸いです。

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Posted at 19:00 | 未分類 |
2013.08.05

新シリーズ『永劫回帰のリリィ・マテリア』は9月!

 新シリーズのお知らせに参りましたー!

 MF文庫Jでまたまたやらせていただきます。
 タイトルは『永劫回帰のリリィ・マテリア1 Shadow Breaker』、9月に発売予定です。
 はじめて1巻からナンバリングされております!
 ちなみに略称は、編集部ではすでに『リリマテ』で定着している模様。憶えやすいですね!

 イラストはパセリさんです。
 とても透明感かつ存在感のあるイラストでして、いただくイラストはどれも、単独でひとつの世界を感じられるものばかりで素晴らしいです。ご期待ください!

 内容に関しては、とりあえず今は「異世界ファンタジーです」とだけ!
 ストーリーやキャラなど諸々、またお伝えしていきたいと思いますので、お待ちくださいませ!
 ではでは。

Posted at 20:00 | 未分類 |
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